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2015年07月08日 category : ダイエット タグ: , ,

ダイエット中は「うどん」と「そば」どちらを食べる?

茹であがりの分量でカロリーを比較した場合、1食260g(麺)とすると、うどんは273kcal、そばは296kcal。

 自らを“うどん県”と称するように、さぬきうどんで有名な香川県の生麺事業協同組合(現・本場さぬきうどん協同組合)が、1980年(昭和55年)にうどんの消費拡大を目指して、7月2日を「うどんの日」に制定したのをご存じだろうか。 7月2日であるのは、香川県地方の農家では田植えや麦刈りが終わり一段落する半夏生(はんげしょう)の頃に、うどんを食べて労をねぎらう習慣があったことに由来するようだ。半夏生は七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、農家では大切な節目となっている。

■糖尿病患者数の多い香川県

香川県ではコンビニよりも、某ハンバーガーチェーンよりもうどん屋のほうが多く、県内に約900軒あると言われている。しかも低価格であり香川県民の生活に根差していて、日常的にうどんがよく食べられている。ある統計では県民一人当たりの年間うどん消費量は230玉で日本で1位となっている。その反対に香川県が不名誉なワースト1位となったことがあるのが、野菜の摂取量と糖尿病患者数だ。

香川県民の野菜摂取量は、2006~2010年「国民健康・栄養調査」では、全国で男性ワースト2位(266g)、女性ワースト1位(229g)となっている。成人の1日あたりの野菜の摂取量の目安は350g以上なので、目標をかなり下回っていることになる。

その後、この結果を受けて県の啓蒙などが奏功したのか、平成24年の調査では上位から数えて女性16位(287g)、男性17位(307g)まで急上昇しているものの、糖尿病死亡率※は平成25年のデータではワースト2位。ワースト1位は隣の徳島県で、わずか0.2%の差となっている。このデータを見ると、香川県ではうどんばかりを食べ野菜を食べず、その結果糖尿病に…という構図が浮かび上がるが、うどんだけが悪者ではない。

確かに香川のうどん屋では、サイドメニューとしておにぎり、いなり寿司、天ぷら、おでんを置いている店が非常に多く、昼食にうどん(炭水化物)+おにぎり(炭水化物)+天ぷら(脂肪)という食べ方はオーソドックス。しかも野菜といえば、さつま芋やかぼちゃの天ぷらや、ねぎぐらいなものなので、糖尿病患者数が多い一因になっている可能性はある。だが、それだけが原因ではなく、車社会で運動不足である点も見逃せない。

大都市では公共の交通機関が発達しているので、移動は電車やバスなどを利用する人が多く、駅までの道を歩いたり、駅で階段を上ったり下りたりするなど、自然と体を動かすことができるが、香川県は典型的な車社会。うどん屋に行くのも、通勤も、買い物も、車が足となっているため、都市部と比べると歩行数が少なく運動不足になりがちだ。こうした生活環境の場合は意識的に歩くようにするなど、体を動かすことが必要だ。

※出典:平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)
※出展:平成24年国民健康・栄養調査結果の概要(厚生労働省)

ダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社は、同社が運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて『7月2日は「うどんの日」 ダイエット中は「うどん」と「そば」どちらを食べる?』という調査レポートを公開している。

■ダイエット中は「うどん」と「そば」どちらを食べる?

この調査レポートによると、好きな麺はうどん派かそば派か、という議論がしばしばなされることがあるが、ダイエット的観点からはそばがおすすめだという。茹であがりの分量でカロリーを比較した場合、1食260g(麺)とすると、うどん273kcal、そば296kcalなので、うどんのほうが若干低カロリーだが、これは大した差ではない。しかし、栄養価や血糖値に関わるGI値を考慮すると、そばのほうが優れているという。

そばが体にいいと言われる理由のひとつに、そばに含まれる「ルチン」の効果がある。ルチンはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用があり、そばの実の外層部分に多く含まれている。また、体内で合成できない必須アミノ酸のリジン、ビタミンB1やB2なども含まれている。ビタミンB1は「疲労回復ビタミン」と呼ばれ、糖分やでんぷんなどの糖質をエネルギーに変換するのに不可欠。ビタミンB2には、たんぱく質や脂質、糖質などの代謝に関係する酵素を助けるはたらきがあり、栄養素の代謝を助け、成長、発育を促す。そばを食べ終わったら、残ったつゆに茹で汁を入れて「そば湯」を飲むと、これらの栄養を無駄なく摂ることができる。

GI値とは血糖値の上昇するスピードを、食品ごとに数値化したもので、数値が大きいほど血糖値が上がるスピードが速く、太りやすいという指標だ。様々な主食と比較してみると、フランスパン 93/食パン 91/白米 84/うどん 80/パスタ 65/そば 59と、他の主食に比べるとそばはGI値が低いことがわかる。つまり、精白米、うどんなどと比較すると血糖値の上昇率が低く、穀物類では太りにくい部類と言える。

このようにダイエットや健康面ではそばのほうが優れているが、消化の良さがうどんの良いところ。風邪など体調の良くない時、運動前やエネルギーを早く補いたいとき、離乳食や小さい子供にも、そばよりもうどんのほうが良いだろう。うどんをヘルシーに食べるなら、わかめ、大根おろし、きのこ、温泉卵など、天ぷら以外のトッピングをしたり、小鉢やサラダをも付けるようにしよう。トッピングは、納豆やキムチも意外と合う。そして、よく噛んでゆっくり食べることも大切だ。



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